デジカメインプレの5回目

5.ニコン Coolpix(E)4500


2002年6月、町田ヨドバシで購入。79800円。
400万画素、4倍ズーム、補色系フィルタ。


[良い点]
独特で、存在感のあるカタチ。
スイバル機構により、ローアングル/ハイアングル撮影が楽なこと。
誇張が少なく、自然な色合い。特に近距離の撮影で、画像の解像感が非常に高いこと。
ノイズが少ないこと。
純正のオプションが多数揃っていること。
USBストレージクラス対応であること(今では当たり前だが、我が家のカメラでは初めてである)
画像データのサイズが、(画素数を考えると、相対的に)小さいこと


[欠点]
操作性が良くないこと。液晶が小さいうえに見難いこと。全体的に処理時間が長いこと。
遠景にピンが合いにくいこと。遠景モードにしても外すことあり。
情けないぐらいに貧弱な、内蔵フラッシュ。
非純正の外部フラッシュを繋ぐと、シャッターラグがメチャメチャに長くなること。
やや歪曲収差が多く、望遠側で暗いレンズ。
自然な色合いではあるが(あるいはその代償として)、赤や黄色が信じられないくらい簡単に飽和してしまうこと。


[トラブル]
メニューでノイズリダクションをONにすると、本来関係のない1/4sec以下のシャッタースピードの時でも、バッファを使わないシーケンシャル処理になり、CFへの書き込み中は操作できなくなる。
これって仕様??
ズームしたときにレンズのF値が変わるのだが、これを(暗い状態で)一定に保つ設定がある。
ところが、この設定にすると、外部フラッシュが光らなくなってしまう。
これはバグだよね??
ノイズリダクションをONしなくても、時々バッファが無効になる。電源OFF/ONで直る。
ファームUPでの改善期待。


[所感]
キヤノンのG2と迷った末に購入。まぁ、G2は普通のカメラだし、親父のG1もあるので。
買ってすぐ、喫茶店で食事をしながら、テーブルの向こうの亜沙美を写した画像を、無加工でプリントアウトしたときは、余りにキレイなので驚いた。
ただ、リズミカルにどんどん撮れるカメラではなく、それなりにじっくり撮るほうが向いているようだ。


普段は、純正オプションの0.63倍ワイコンを付けっぱなしにしている。これで24mm〜96mmのズームになり、C-2100UZと組み合わせれば、死角はない。
もちろん、C-2100UZの画質は、現在では充分とは言えないわけで、手振れ補正付き高倍率ズーム搭載の400〜500万画素機が欲しいところなのだが・・・


ワイコンを付けると、内蔵フラッシュは蹴られてしまうので、SK-9というブラケットに、松下のPE-28Sというフラッシュを付けて使っているが、この組み合わせは、はっきり言ってとってもアヤシイ。
これ+C-2100UZというのは、傍目にはアヤシサ倍増かも。