亜沙美の発表会

亜沙美の、ヤマハ音楽教室の発表会。朝9時過ぎに家を出て、電車で桜木町へ。ランドマークの「アンナミラーズ」でブランチを摂り、坂を上ってホテル開洋亭の花屋さんで花束を調達して、会場の教育会館へ。

16組の演奏を聴いたのだが、印象に残ったというか考えさせられたのは、演奏じゃなくて指揮について。
先生が前で指揮をして、生徒はそれを見ながら演奏するわけだが、単純にリズムを、それも胸から下に腕を降ろすことなく刻むだけの先生が多いのね。で、一人だけ非常に上手な先生がいて、指揮者の動きが、演奏そのものだけではなく、ビジュアルなものを含めて聴衆に与える影響って、すごく大きなものがあるのだなぁと思った。
本職の指揮者が振っている時って、みんな上手なんであんまりそんなことは考えないのだが。


指揮といえば、中学2年の時に、同学年360人の前に立って合唱の指揮をしたことがある。市の合唱祭というのがあって、市立の小中学校からそれぞれ代表の学年が出ていって合唱する、それの指揮。
事前に何度も練習したのだけれど、女の子はともかく、中学生の男の子って、合唱の練習なんかマジメにやらないじゃないですか。で、まぁ本番もそんなものかなと思っていたら、全然違った。
フォルテになるところで、男子の方を向いて腕を振り上げたら、練習とは全く違う、力強い歌声が返って来て、本当に鳥肌が立つぐらい気持ち良かった。もう随分経つけれど、あの時のことは忘れられない。


2時半ごろに発表会が終ったのだけれど、ちょっとランドマークに寄っただけで、桜木町から電車に乗って帰宅。
それにしても暑いぐらいの一日だった。桜もだいぶ開いてきたようで、4月1日・2日と休みを取っているので鎌倉にでも行こうかと思っているのだが、それまで散らないでいてくれるかどうか・・・