あくまで私的な意見です。

(2/4から順に読んでください。)

http://www.otsune.com/diary/2005/02/07.html

otsuneさんの意見には、賛同できるところもできないところもあるけれど、色々なご意見を伺うことができて有意義だった。otsuneさんのところから私のところを見に来てくださったかたも、「知財バトル」なるものがどんなものなのか、その一端を垣間見ることぐらいは出来たのではないかと思う。今回の訴訟は、その氷山のほんの一角ということで。

>しかし思わぬところで変な報道のされ方になったので、泡くっているのは松下か?
自分が勤めている会社でもそうだけれど、普通は出来る限り訴訟を避けようとするでしょう。負担が大きいから。この場合は訴訟を提起するに足るだけの理由があったのだと思う。決していきなり「言いがかり」をつけたのではないはず。
それはともかく、otsuneさんのいう通り、松下のプレス対応は良くなかったと思う。もうちょっと言い方があったのではないか、と。

しかし、訴訟ってイメージ悪いんだなぁ。両方ともまっとうに生活していれば、そもそも訴訟になんかならないというイメージがあるのかなぁ。裁判に持ち込むこと自体が悪、みたいな。そもそも裁判に持ち込んだほうが悪者、みたいな。いや、まぁ自分もそう思っている部分が全然ないわけじゃないが。

MacTechの記事はなかなかいい資料なんじゃないでしょうか。他にもPARCとかMac関係でいろいろありそうな気がするので、知財関係の知識がある人でジャストがんばれ(あるいは松下氏ね)と思っている人は、他にも見つけてジャストを応援してあげればいいと思う。
あと、技術の公知化に関しては、こういう「ダサい」発明でも(89年当時だったら)特許になってしまうのが現実なのだから、とりあえずどんな些細なものでもいいからどんどん発表しちゃえばいいと思う。「知財レジスタンス活動」とでも名づけましょうか。もちろんその場合、その発明に関しては誰もが使い放題になるわけだが。
で、技術を持っていない人は、そういう活動のための資金を提供するとか、発表する場を用意するとか、事務局をやるとかすればいいんでは?不買運動みたいな、あっという間に沈静化しちゃうに違いない「瞬間風速」的な活動よりは効果があるような気がするけど。