加藤健一事務所「エキスポ」

3/4(土)

午前中髪を切りに行くつもりだったのだが、電話したら予約で一杯とのことだったので午後に変更。午前中は亜沙美の塾の送り迎えとその他雑事で終わってしまった。
散髪の後は、さくら(ハムスター)のケージの掃除。プラスチックの衣装ケースにケージの中身をあけ、そこでさくらを遊ばせつつケージを水洗い。さくらもだいぶ慣れたのか、むやみに噛み付いたりはしなくなったようだ。

3/5(日)
電車で下北沢へ。お昼ちょっと前に着いたので、まずは昼食ということで「洋食屋マック」へ。本多劇場で芝居を見るときはここでお昼を食べてから、というのが習慣になりつつある。カウンター席でハンバーグやしょうが焼きが焼けていくのを見ていたのだが、フライパン3つを同時に使い、うまく注文を捌くものだなぁ、と感心。食事後本多劇場へ。加藤健一事務所「エキスポ」を観劇。
「エキスポ」は1970年、大阪万博開催中の九州・日南でのお葬式の話。開演前の劇場には「四つのお願い」やら「黄色いさくらんぼ」やら当時の音楽が流れる。口ずさんでいたら後ろの席の人がお連れさんに「全部歌える自分が悲しいわね」とか言ってたけど、思わずうなずいてしまいましたよ。
で、芝居は面白かった。「煙が目にしみる」もそうだけど、こういうのは見ていて安心感があっていいやね。劇場に来ている客層にも合っているんじゃなかろうか。一ヶ所だけ「ここは笑うとこじゃないだろう」というところでお客さんが笑っちゃったところがあったけど、それ以外は概ね良い反応だったと思う。
役者陣の中では特に富本牧子が良かった。その他の人々も好演なのだが、その中で敢えて挙げれば、芝居の空気から少し浮いていたのが当の加藤健一・・・ちょっとそんな気がした。
亜沙美は時代背景がわからず(当たり前だが)、小学生なんか全く対象外の脚本のせいもあって、みんなが笑っているところでも何が面白いのか理解できずにだんだん不機嫌になり、最後のほうはじっとしていてくれなくなってしまい苦労した。まぁこの手の芝居に小学3年生を連れて行くほうが間違い。
次回作「木の皿」はたぶんパスすると思う。重そうな話なので。

Car Graphic」誌に檜垣和夫が連載している「スポーツカープロファイルシリーズ」のうち、ポルシェ906/910/907/908/917が単行本になったのでBk1で購入。この頃のレーシング・ポルシェは、フェラーリともアルファとも、もちろんフォードGTとも違う、何か特別なものを身にまとっているような気がして大好き。プロバンス・ムラージュの1/43レジンモデルもたくさん作ったっけなぁ。CGの連載当時、更に遡ってこれらのポルシェが現役だった頃のCG(資料用に古書店で買った)にも載っていなかった写真が数多く収録されており、あぁこの写真があの模型を作ったときにあったらなぁ、と思うものも少なくない。特に907の写真は貴重である。このシリーズ、次は何を出してくれるのかなぁ。フェラーリP2/P3/P4/246SP/312P/312PBなんてのが出たら、絶対に買うんだけど。