加藤健一事務所「詩人の恋」

8/26(土)

亜沙美を塾のテストに送って行き、戻って洗濯をしてから、テストの終わりにあわせて塾へ。夏休みの特別授業に父兄が参加できるということで、それに参加。理科の実験を主体にした授業だったが、いや、生徒たちの煩いこと。先生は大変だなぁ。小学校はもっと大変なんだろうなぁ。
終わった後はカミさんに迎えにきてもらい、ファミレスで食事をした後本屋に寄り、その後で夕食の買い物をして帰宅。
夜はF1トルコGP予選。例によってformula1.comでタイミングチャート観戦。前日のフリー走行で心フロントサスを装着したモンタニーが速かったので琢磨に期待していたのだが、予選中にトラブルが発生したとかで不発。まぁ今回は完走してくれればいいか。

8/27(日)

朝10時過ぎに家を出て、バスと電車を使って下北沢へ。回転寿司で昼食を摂り、「ビレッジバンガード」で会場まで過ごし、本多劇場へ。加藤健一事務所「詩人の恋」観劇。
舞台は1980年代後半、ユダヤ人で、戦争中にナチの収容所に入れられていた音楽教授と、ユダヤ系アメリカ人で、心ならずも教授に声楽のレッスンを受けることになったピアニストのお話。登場するのは二人だけで、レッスン風景なので歌を歌うシーンが多い。西欧人が持っている、ナチとユダヤ人に関する皮膚感覚みたいなものがないとわからない芝居のような気がする。それを何とかしようとしてか、戦争や民族間の争いにより抑圧される歴史こそが素晴らしい芸術を生み出すという自説を述べる教授に、日本の「支配と圧政」に耐えた韓国には、まだ知られていない素晴らしい才能が埋もれているに違いない、というようなことを言わせていたが、ここはものすごく違和感があった。自分としては、後ろのほうの席だったから微妙な表情まではわからないし、まぁとりあえず加藤健一と畠中洋の達者な歌と芝居を堪能するのみ。加藤健一事務所の芝居としては、「バッファローの月」や「煙が目にしみる」、「コミック・ポテンシャル」などのほうが単純に楽しかったなぁ。亜沙美は細かいギャグには反応するものの、やはり話の筋にはついていけなかったようで、途中から完全に飽きてしまってもぞもぞしていた。自分も舞台に集中できないし、亜沙美がきちんと座っていられるようになるまでは、連れて行くのは「円・こどもステージ」だけにしておくかなぁ・・・
F1トルコGP決勝、琢磨はオープニングラップの貰い事故でピットインし、長い時間を掛け修復して再スタートしたが周回数が足りず完走できなかった。左近も途中でスピン。レースはマッサが独走で初優勝。接戦の2位争いはアロンソが僅差でシューマッハを制した。