ミヤビックス Overlay Magic for NEXUS7/電子書籍雑感

発注していたのが届いたので、早速貼ってみた。貼り易さは普通かな。特に難しいということはない。慎重に位置合わせし、ホコリはセロハンテープで取り除きながら、何度か貼っては剥がしを繰り返して気泡を取り除いていく。ジャストサイズなので端部の合わせが肝要。最終的には満足のいく仕上がりになった。
光沢やら透明度やらは全く問題ないが、何も貼らない状態に比べて、指の滑りがかなり悪化したのは気になる。Overlay Magic ではなくてBrilliantの方が良かったのかも。ま、慣れの問題だとは思うが。

出勤途中に、NW-Z1070にインストールしたKindleアプリで角川文庫「氷菓」を読んでみた。NW-Z1070は4.3型なので、通常のスマートフォンと同等だと思うが、片手で持ち、指先だけの動きでページめくり出来るので、十分なスペースがない通勤電車の中でも無理なく読むことが出来て快適。これがNEXUS7だとちょっと大きすぎ、立ったまま読むのには適さない気がする。時々電車の中で、立ったままiPad使っている人がいるけど、結構大変そうに見える。
しかし、KindleとかKinoppyとかで配信されているタイトルを眺めていても、まだ各出版社の電子化ポリシーが良くわからない。
個人的にはラノベ(や一部のコミックス)は「読み捨て」でもいいと思っていて、特に紙の本を残す必然性は感じないので、出来れば電子に移行したいのだけれど、特に角川関連の電子書籍率が低いし、自社グループの「BOOK☆WALKER」では配信されているのにKindle/Kinoppyで見当たらないものがある。これって時間差を付けているだけで、そのうち配信されるのかね。それとも、自社グループ内で今後とも閉じた商売をしていくつもりなのかな。どっちでもいいけど、方針は明示して欲しいと思う。可能ならプラットフォームの数を増やしたくないし、数を増やして煩雑になるくらいなら読まない、というケースもあり得るので。
あと、紙の本と電子版の発売日に差を付けるというのはあっても良いけど、2週間後には必ず電子版を出す、とか、出版社ごとにそういうお約束を明確にした上でやってほしいなあ。
いずれにしても、今やNEXUS7やらL-09Cやら、出勤時に持ち歩く物が増えてしまって、その上更に(文庫とはいえ)本を持ち歩くのは避けたい、と思っているので、紙でしか出版されないラノベとかは、もう読まなくなってしまうかも。自分にとっては所詮通勤中の暇つぶしであって、家で腰を落ち着けてじっくり読むものではない以上、利便性に優れたものの方を選択するのは当然、ということで。