ガルパン劇場版@チネチッタLive Zound

10/19(水)
17時ちょっと過ぎに会社を出て、横浜駅発17:25の湘南新宿ラインで川崎へ。映画は19:10からなので時間はある。まずは早めの夕食。何を食べるか考えた挙句、定食屋さんに入る。食べ終わってもまだ時間があったのだが、チネチッタで発券して、入り口前でやっていたパフォーマンス(演奏)を見ていたらちょうど良い時間になった。15分前にCINE8に入場。席はL列中央。もうちょっと後ろの方が良いのかもしれないけど。
例によって自動車整備のCMからスタート。やはり謎の定位感だなあ。「聲の形」を見たCINE11と同じソースだろうから、LR同音量同位相のモノラル音源だと思うのだが、中央にきちんと定位しない。なんか気持ち悪い。数本の予告の後、「3分ちょっとでわかる…」開始。あれっ?西住殿の声に、コンマ1〜2秒遅れて小さなエコー?が聴こえる。BGMや環境音が乗ったり、低音成分が多くなるとわかりにくいが、静かな場面では本編でも確認できた。この辺りは、プロセッサーの調整の問題だろうか?
本編開始。音量大き目だが、聞き取りにくいとか耐えられないとかってほどではない。低域は良い感じで、量は出ているが締まっていて、ボンついたところがない。旧CINE8Liveサウンドで観た劇場版ユーフォは、低域にでっかいピークがあって、低音パートがその音域を踏んじゃうとやばかったが、今回はそういうことはなかったと思う。椅子や空気の振動として感じられる周波数は、シネマシティastよりちょっと高めな印象。中高域はちょっとピーキーというか、あまりキレイな感じはしない。AC港北NT ULTIRAの「極限上映」時の歪感に近い。「KV-2がホテルに榴弾ぶち込んだときや、観覧車先輩が転がっていくときのガラスが砕ける音」は、シネマシティの方がずっときれい。劇伴に関しては、ブラスはかなりキツいけれど、意外とストリングスは良い感じ。環境音は良く聞こえる。音量大き目のせいか、あるいはDレンジ圧縮して極小音を持ち上げているのか。少し聞こえ過ぎかもしれない。ED曲の帯域バランスは、シネマシティほどズンドコにはならず良かったと思う。歌声は歪っぽかったけど。全体としてみると、現時点ではシネマシティastのほうが好みだなあ。調整を見直し、低域を絞ってバランスを整えたガルパン@シネマシティastが見てみたい気がする。