11/01:「彼女がその名を知らない鳥たち」/「ブレードランナー2049」@イオンシネマシアタス調布

11/01(水)

有給休暇。カミさんを仕事に送って行った後、9時に病院に行く。インフル予防接種のお子ちゃまを連れたお母さんがけっこういて、それなりに時間がかかり、1時間ほどで帰宅。亜沙美を教習所に送り届けた後ガソリンを入れ、いったん帰宅して早目のお昼を食べて、12時半頃出発。長津田駅近くの駐車場にクルマを駐め、田園都市線南武線京王線と乗り継いで調布へ。少し早めに着いたので、発券して周辺をぐるっと歩いた後、成城石井ビックカメラでお酒の棚を眺める。
時間になったのでイオンシネマシアタス調布へ。まずはコーラを買って、14:55からの「彼女がその名を知らない鳥たち」。劇場はスクリーン8で、82席の小さいハコ。席はE-7なのだが、F-6あたりの方が良かったかもしれない。お客さんは結構入っていて、50人ぐらいいたような気がする。音響については、作品が音響を云々するようなものではなかったように思うので保留。
映画は、思っていたより普通というか、もっと嫌悪感を催すような人物の描き方なのかと思っていたのだが、そこまでではなかった。蒼井優は表情が幅広いなぁ、というのと、阿部サダヲの情けなさというか、生理的に嫌な感じが良く出ていたな、というのと、竹野内豊とか松坂桃李とかって、存在自体卑怯だよな、とちょっと思った。エンディングの展開はまぁアリだと思うけれど、最後のセリフはう~ん、って感じだったなぁ。鳥が3羽上がってきて、その後たくさんの鳥が映る。最初の3羽にどんな意味があるのかしばらく考えてみたのだけれど、陣治が背負った十和子の「負い目」みたいなものが解放されたことを表しているのかな、と思った。全体的には良かったと思うけれど、自分にとっては、カミさん連れてもう一度見に行きたい、と思うタイプの映画ではないな。
終わって一旦ロビーまで下り、トイレに行っているうちに「ブレードランナー2049」開場。長い映画なので、途中でトイレに行きたくならないよう、飲み物は買わずに入場。こちらはスクリーン10のULTIRA。席はM-17で、スクリーンにほぼ正対。目の前が通路で手すりがあるので、幕張新都心スクリーン8のJ列みたいな感じ。こちらの入りはどれくらいだろう、半分ぐらいかな。音は、オープン日に「この世界の片隅に」を見に来たときに感じた通り、低音は出てるんだけど重さがないというか、塊が飛んで来るような低音ではない。高域は、歪感少なくてきれいに鳴っている。ここで響け!ユーフォニアムをかけたらどういう鳴り方をするだろうか。意外とハマるような気がする。
ブレードランナー2049」はdts:Xとのことだが、エンドロールにはdts:Xのロゴマークは入っていないんだな。音像が縦横無尽に動き回るという感じではないけれど、まぁ十分だったんじゃないでしょうか。できればATMOSと比べてみたいところ。実はオリジナルの「ブレードランナー」は観ていないのだけれど、映画としては面白かった。後半のシーンで何故か「2001年宇宙の旅」を思い起こすところがあった(こう感じるのは自分だけかもしれない)。最後近くの格闘シーンは、もうちょっと違うシチュエーションのほうが良かったんじゃないかという気がする。前作リスペクトかもしれないので何とも言えないが。あ、あとジョイが超キュートでとても良かった。幕張新都心あたりでもう一度見たい気はするけれど、何しろ長いからなぁ…
劇場を出て調布駅まで歩き、前回と同じく永山乗り換えルートで、カミさんに玉川学園前まで迎えに来てもらって帰宅。