04/21:「リズと青い鳥」@新宿ピカデリー/109シネマズ二子玉川

04/21(土)

いつも会社に行くのと同じくらいの時間に家を出て、バスで鶴川まで行き、そこから各停で新宿へ。コンビニでミンティアを買って新宿ピカデリー。発券してトイレに行き、コーラを買っている間に開場のアナウンスがあったのでスクリーン1へ。席はK-17で、センターからはひとつずれている。そのセンター席の人は、上映開始から30分ほど経ってからやってきた。通路際ならともかくセンター席なのだし、劇場も、そこまで遅れてきた人は入れないようにしたほうがいいんじゃないだろうか。少なくとも、シネマシティは入れないと思う。
丸の内ピカデリーの「完成披露上映会」で観て以来、2回目の鑑賞。フォトセッションと久美子2年生編の予告はあるのかが気になっていたのだが、どちらもなかった。場内、多分9割ぐらいの入り。遅れて入ってきた人以外は、概ね静かで緊張感のある場内だったが、途中でポップコーンの容器を盛大に引っくり返した人が。自分もクライマックスの一番良いシーンで、お腹が鳴って困った。朝、バナナ1本しか食べてなかったんだよね。
さてこの映画、「完成披露試写会」のときは、観終わったときになんとも微妙な感情が湧き上がってきて、アンケートも出さずに帰ってきてしまった。すこし怒りにも似た感情だったのではないかと思う。それでも、多分繰り返して観ると印象が変わるという予感があった。果たしてこの日、特に希美の、前回見えていなかったいくつかの仕草や視線、間合いや沈黙が見えてきて、クライマックスの演奏で涙が出た。「良い映画」かどうかはわからないけれど、「好きな映画」にはなったかな。
新ピカを出て、新宿三丁目から副都心線~渋谷から田園都市線二子玉川。11時ちょっと前に着いて、まず昼食を摂るところを探す。映画館のある側には行ったことがなかったが、とりあえずそちらに向かい、「バビーズ」というお店に入って、ハンバーガーとアイスコーヒーで早目の昼食。両方で約2,000円と良いお値段だけれど、美味しかった。会計のときに「映画の半券はお持ちじゃないですか?」と言われたけれど、残念ながらまだ持ってない。会計済ませて、向かいの建物のエスカレーターを上って109シネマズ。発券してトイレに行き、まだ10分ぐらいあったので周辺をぐるっと歩く。上映10分前になったので入場。シアター8は100名ほどの小さなハコだが、横幅が広いのか、あまり小さく感じない。入りは半分強かな。席はF-10のエグゼクティブシート。センターのひとつ右で、シートピッチが広いのでセンターからそこそこずれている。スピーカーはViveオーディオだそうで、サラウンドはLS-3Sっぽい。スクリーンチャンネルはLA1だろうか。特に意識することなく、自然な感じで聴こえてきたが、低音はもうちょっと出ていてもいいかも。映写はきれいだけれど、縦に数箇所、輝度の高いところがあり、空などのシーンで気になった。
この上映では、朝の新ピカとは違って演奏シーンでは泣けず、その後の「大好きのハグ」のシーンで泣けた。最初に觀たとき、「みぞれのオーボエが好き」って、なんて残酷な、と思ったのだけれど、希美の「鳥かごを開ける鍵」は「みぞれのオーボエが好き」っていう言葉なのだな。そう思ったら泣けてきた。
映画館を出て、二子玉川駅から田園都市線こどもの国線。仕事の後、青葉台で合流し、昼食と買い物の後、バスで帰宅したカミさんと亜沙美に帰路で遭遇し一緒に帰宅。
帰宅後は、JSPORTSでスーパーフォーミュラ開幕戦の予選を観戦。今年は松下・福住の二人が参戦ということで、どの程度のドライビングが出来るか注目していたのだが、夫々の強力なチームメイトと拮抗したパフォーマンスを発揮していて、これは今シーズン面白くなりそう、と期待を抱かせる。今のレギュレーションになってから精彩を欠いていたホンダ勢が予選上位を独占したのも興味深い。決勝も楽しみ。