09/10:「劇場アニメ 君の膵臓をたべたい」@109シネマズ川崎

09/10(月)

定時で会社を出て、雨の中横浜駅へ。東海道線で川崎。映画は18:30からで少し時間があるので、ラゾーナの中をぐるぐる。20分前に109シネマズに行き、発券したところで入場開始のアナウンスがあった。ジンジャーエールを買って入場。シアター2。席はエグゼクティブシートのG-7で、ほぼベスト席。大して入らないだろうと思っていたら、半分弱ぐらい入っていたようだ。定員127だそうなので、50人ぐらいいたんじゃないか。映写は問題ない。音響は特筆すべき点はないが、安心感のある鳴り方だと思う。あと、109シネマズ川崎の他のシアターと同じく、上映中に急に寒くなるのが気になった。109シネマズは上映前の諸々が長くて、いい加減うんざりして来るのだが、この日は最後に、「シティハンター」「Fate」「夏目友人帳」のアニメ予告三連発でテンション上った。
原作は読んでいないので、どっちが原作に近いのかはよくわからないが、去年見た実写版とはかなり構成が違う(そもそも実写版は、高校生活が回想シーンなので根本的に違うが)。個人的には、実写版よりこちらの方が好きだな。最初に、時系列的には終わりの方のシーンを映して、そのあと出会いのシーンに移るのが上手いな、と。あとは実写版とほぼ同じエピソードを連ねて、「星の王子さま」由来のシーンをうまく挟んで、ちょっと消化不良な状態でエンドロールが始まったので、え~、これで終わりなの?と思ったが、エンドロールの後にも続きがあり、上手く畳んでくれた。正直、見る前は、浜辺美波の圧倒的な存在感には敵わないんじゃないかと思っていたのだけれど、キャラデザやLynnの芝居も含めて、総合的には上だったかもしれない。とても良い映画だった。ただ、自分としては、泣けたのは圧倒的に実写版の方だな。アニメ版でも終盤はうるっとしたし、周囲では泣いている人もかなりいたようだったけど、なんだろう、実写版の「もう、泣いてもいいですか」には、アニメ版にないすごい破壊力があったんだよ。
映画終わって劇場を出て、川崎駅から京浜東北線横浜線こどもの国線。雨が降っていると、チネチッタと違って、駅まで濡れずに行ける109やTOHOが有難い。こどもの国駅に着いたら土砂降り。カミさんに迎えに来てもらって帰宅。