07/08、07/09:「海獣の子供」@T・ジョイ PRINCE品川

07/08(月)

この日から二泊三日で、カミさんが検査入院。帰ってもご飯がないので、食べて帰るついでに映画を観る。最初はチネチッタで「青ブタ」を観るつもりだったのだが、 「海獣の子供」を見ていなかったので、近くで適当な時間に上映している映画館を探し、品川を予約。
会社を定時過ぎに出て、都営浅草線で品川。上映まで1時間ぐらいなので、ファミレスが確実かなと思い、ロイヤルホストで夕食。食べ終わって映画館に行き発券。まだ少し時間があったので、少し周囲をうろうろ歩いて、ジンジャエールを買って入場。一番奥のシアター10。席は後ろから2列目のG-9で、左右方向はちょうどど真ん中。前後は、もう一つ前がベストと思う。シートピッチが大きく、なかなか快適な劇場。スクリーンは小さめだが、映写は悪くない。音響は、バルト9やブルク13と同じ傾向の、いかにもT・ジョイ系というもの。音量大きめで、塊感のある低音。今回の映画には、とても良く合っていたと思う。
さて、「怪獣の子供」、名前は知っているが内容はほぼ知らず、もちろん原作も未読状態で鑑賞。絵の密度がものすごいのに、まずは圧倒される。ただ、キャラの印象が場面によってずいぶん変わるのだけれど、これが何らかの演出意図によるものなのかどうかが分からなかった。お話は、前半はよくわかるのだが、中盤以降は観念的な場面が増えていき、終盤爆発し、最後は元に戻って終わる感じ。まあ、理解できなくても見せるだけの絵の力があるので、これはこれで受け入れられる。眠くなったという人も多いようだが、自分は最後まで覚醒していることができた。芦田愛菜は「声優的」かどうかはともかく、異常に上手いと思う。お母さん役の蒼井優は、「ペンギン・ハイウェイ」の時もそうだけど、少し引っかかりがあるというか、上手いんだけど役と融合していない部分がどこかにあるように思える演技。誰だかわからないと蒼井優が演じる意味がないから、そういう意味では正解かもしれない。劇伴の久石譲とEDの米津玄師は、どちらもすごくよかった。特にEDは聴き惚れてしまった。全体として、一度は見ておくべき映画だったと思うので、この日観られてよかった。終了後品川駅まで歩き、山手線~田園都市線こどもの国線で帰宅。


07/09(水)

会社を休んで、カミさんの検査に立ち会い。まだ有給休暇がないので欠勤である。社会人になってから「欠勤」というのは初めてだ。
仕事に行く亜沙美を駅まで送っていき、洗濯。天気が怪しいので室内に干し、扇風機で風を当てる。10時に葬儀社の人が来て、葬儀費用の説明を受け支払い。
病院には12:30過ぎに到着。心筋梗塞が疑われているので、循環器の病室にいるが、病気ではないので元気。検査は、手首からカテーテルを入れ、心臓の冠動脈近くから造影剤を流して、血管の詰まりがあるかを視覚的に確認するもので、13:30ごろから1時間強かけて行われた。その後病室に戻ったカミさんとしばらく話しているうちに、担当医から呼び出され結果の説明。冠動脈に詰まり等はなく、とりあえず治療の必要はないということで、とりあえず一安心。
もう一晩入院して翌日退院するカミさんと別れて、青葉台のやまやと明治屋に寄ってから帰宅。亜沙美は珍しく寄り道をせずに帰ってきたので、長津田まで迎えに行き、帰りにあかね台の和幸でとんかつを食べて帰宅。