09/07:「ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝~永遠と自動手記人形~」/「この素晴らしい世界に祝福を! 紅伝説」@チネチッタ

09/07(土)

出勤日。会社を定時で出て、京浜東北線で川崎。夕食を摂り、少しだけヨドバシに寄ってからチネチッタへ。まずは18:45の「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」。時間の都合でLIVE ZOUNDではなく、CINE4の通常上映。席はI-12。公開初週の土曜日ということで、入りは7割ぐらいか。CINE4は少し大きめの音で、何というか、少しデリカシーにかけるというか、あまり繊細な音を出す劇場ではなく、正直この作品にはあまり合わないように思う。まぁ、どうせ他の劇場でも観るけど。
お話は二部構成で、それぞれTVシリーズ2話ぶんぐらいの分量なので全部で4話分ぐらい。藤田春香は初監督だが、抑制が効いた、最後まで曝け出さないトーンを貫いていて、統一感が良かったと思う。寿美菜子悠木碧も、自分に期待されているものを期待通りに表現した演技で素晴らしい。絵は本当にきれいで、原画の個性がありながらも統一感が保たれているのが「天気の子」と違うところ。これが京アニの強み。劇伴も良かったし(良い音響の劇場で見るのが楽しみ)、最初から最後まで泣き通しということはなかったけれど、要所要所でじわっと泣ける、良い作品だと思う。でも一番泣けたのはエンドロールなんだから、あの事件で自分の作品の味方が決定的に変わってしまったのが悲しい。EDの後、来年1月公開予定だった本編?の予告に「鋭意製作中」の文字が追加されたものが流れて、これ、前日の公開初日の初回とか、事前情報のない状態で観たら絶対に号泣してたやつだ。そうでなくてもうるっとしたのに。火曜日のGDCS、BASTIA上映の予約はとったので、後は新ピカのシアター1とチネチッタLIVE ZOUNDは最低限行きたい。
一旦劇場を出て、すぐに再入場。お隣のCINE5で「この素晴らしい世界に祝福を! 紅伝説」。TVシリーズは視聴済み。席はI-16。遅い時間なのにけっこう入っている。CINE5は音量大きめでドンシャリな箱という印象だったのだが、この作品とはよく合っているように思った。
お話自体は、まぁこのすばの劇場だったらこうなるよねという感じ。面白かったけど、場内が暑くて、背中に汗をかいてしまい、じっとしているのが辛くて集中できなかった。もうちょっと室温が低いと良かったんだけど。
終了して23:30ぐらい。川崎駅まで歩いて南武線に乗り、溝の口で乗り換えて、田園都市線青葉台。カミさんに迎えに来てもらって帰宅。