11/15:「HELLO WORLD」生コメンタリー付き@チネチッタ

11/15(金)

定時で会社を出て、京浜東北線で川崎へ。アゼリアの「さち福や」で夕食を摂り、ヨドバシカメラで、先月出た「GIANT KILLING」の53巻を買ってからチネチッタへ。20:00の開演なのに、19:40にはすでに開場していたので、急いでコーラを買って入場。この手のイベントとしては珍しく、CINE4である。席はH-13で前寄り。場内満席。上映前から「イエスタデイ」と「新世界」を流すという、シネマシティばりの演出だが、カウントダウンの映像はなかった。時間になり登壇者?4名が登場。伊藤監督、岩浪音響監督、音響効果の小山さんと、脚本の野崎さん。野崎さんはキツネのお面で登場。短めの挨拶の後上映開始。4人は最前列に座って喋るのだが、皆さんしきりに首が辛いと言っていた。主に伊藤監督がお話しされていて、小山さんが突っ込みみたいな感じ。岩浪さんはあまり喋らず。野崎さんもあまり喋らなくて、もうちょっと喋ってほしかった感。映画の音声はダイナミックレンジが広いので、大きな音になると、どうしてもコメントが聞き取りづらいのは仕方ないが、特に岩浪さんの声が聞き取りにくかったのは声質のせいか、マイクが調子悪かったのか。
で、伊藤さんの話で、思ったより作画のカットがあることを知る。例えば古本市で、かでのんがコスプレしているシーンは、あの衣装を着るのがあのシーンしかなく、わざわざモデルを作らずに作画でやってるとか。ただ最後のシーンの原画は堀口さんではないとのこと。一行さんの水着カットは、「この絵を堀口悠紀子に書かせるためにこのカット入れました」みたいなことを監督が言っていたので、堀口さん原画なんだろう。それ以外でも、細かいところで随分こだわっているんだな、というのと、けっこうSAOの話が出てきて、やはり監督にとってSAOは特別なのかな、というのが伺われて面白かった。岩浪さんが最初に、今日は止めてほしいところで止めてって言ったら止まるから、といっていたのだけれど、実際に止めたのは3~4箇所で、一発で止めたいところが出たのは「らいぶざうんどくん」が汗かいているところぐらいだったかな。
映画が終わったところで、伊藤監督がトイレに行きたいとおっしゃったので、そこで終了。最後の挨拶で岩浪さんが、自分がやった作品が今年これからチネチッタでかかるのは、「HUMAN LOST」と、あと年末に、またいつものようにLIVE ZOUNDでいくつかやってくれます、みたいなことをおっしゃっていたので、何がかかるか楽しみに待ちたいと思う。
川崎駅まで歩いて、南武線田園都市線青葉台まで迎えに来てもらって帰宅。