07/05:「劇場版 響け!ユーフォニアム 誓いのフィナーレ」@シネマシティ

07/05(金)

この日から、シネマシティのユーフォ極音。初日のみ20:50と遅い回があり、定時退社で間に合うので予約。
17:45に会社を出て、京浜東北線と中央線。中央線が少し遅れていたが、問題のない時間に立川着。いつものようにバーミヤンに行って、食事とビール。ここ数日、亜沙美の「うたプリ」劇場版チケット争奪戦に付き合わされて睡眠不足のところに、多めの食事とビールを摂取したものだから、この後の上映中、何度か気を失う羽目になった。ミンティアを摂取しまくったのになぁ…
20:00ごろ、ぽつぽつと雨の降る中シネマシティに移動し、発券後3Fで座って待つ。上映開始25分前ぐらいにジンジャエールを買い、astの待機列に並んで、開場と同時に入場。席はK-10で、センターから一つ左。シネマシティは久しぶりだけれど、椅子の肘掛けがだいぶ擦り切れてきているのが気になる。
20:50スタート。入りは8~9割かな。最初に「映画泥棒」がかかったけど、低温の出方がだいぶ違う。重低音は控えめで、その上ぐらいの帯域を持ち上げているような感じ。本編は、まずセリフの出方が独特で、センターで喋っているときの定位がやたらと良いのと、中高域を少し持ち上げたような音質が他と違うと思った。本作の久美子の喋り方は、劇場版第一作で確立したものとは少し違っていて、活舌を気にしたような、意識的にはきはきと話そうとするようなところがあり、少し気になっていたのだが、この喋り方だと今回の調整の方がハマっているように感じた。ユーフォの音は素晴らしい。本物のユーフォをそんなにたくさん聴いたことがあるわけではないけれど、いかにもこういう音だよねというか、こう鳴ってほしいという音が出ていたように思った。最後の「リズと青い鳥」は、LiveZoundだと分解能が高すぎるのか、楽器の音が融合せず、個々の楽器が別々に鳴っている感が気になったけれど、ここはそうではなく、個々の楽器の音は明確にありながら、全体が融合して一つの音になるような感覚を味わうことができた。中低域を盛っているのがよく効いている。本当の演奏をコンサートホールで聴くと、もうちょっと混じりあって聴こえると思うけれど、映画表現としては、今回の上映はひとつの究極ではないか。とてもよかった。でも、EDのTRUEの歌はLiveZoundの方が良かったような気がする。難しいものだ。終了後は拍手。もう何回か観たいと思っているが、次の週は、平日の遅い方の回が18時台で、定時後に行っても間に合わない。土日に行くにも限界があるしなぁ。
劇場から出ると、かなり強い雨。濡れながら小走りに立川駅に向かい、南武線小田急で玉川学園前。カミさんに迎えに来てもらって帰宅。