庭のバラ達

ロココ〜

キャンプに行っている間に、バーバラ・オースチンロココはかなりの蕾が開き、前から咲いていたカクテルと合わせて、おもて側はにぎやかになってきた(残念ながら雨で、特にバーバラ・オースチンはうつむいてしまったが)。他にも、スウィート・メモリーズが10輪ほど咲いているし、ルィーズ・オディエやマダム・ピエール・オジェもいくつか咲き、甘い香りを漂わせている。
裏庭の方は、日当たりが悪いせいか全体に開花が遅く、ペルニール・ポールセンが咲いている他は、シークレットとつるアイスバーグがひとつふたつ咲いているだけ。ダブル・ディライトもピースもクリムゾン・グローリーもフレンチレースも、私がキャンプから帰ってくるのを待っていてくれたかのように、今にも咲きそうな状態で止まっている。今日からは暖かくなるらしいし、この週末は一斉に咲きそろってくれるのでは、と期待。
嬉しいのは、買ったときは典型的な処分苗で本当にしょぼかったニュースが、3年目を迎えて立派に育ったことと、去年コガネムシの幼虫に根をやられて死にかけていたミケランジェロが復活したこと。買ったときからイマイチ育ちの良くないハニーブーケも、それなりに生き長らえていること。キャンプに行く前に薬剤散布をした甲斐があってか、うどんこや黒点病にかかった株が見当たらないこと。
心配なのは、癌腫治療中のアビゲイルが、とても小さな蕾しかつけていないことと、つるアイスバーグの元気のないほうが、相変わらず元気がないということ。マチルダさんに、例年の勢いがない気がするのも、ちょっと気がかり。
60株ほどのバラがすべて健康で、毎年元気に花を付けてくれるってわけには、なかなかいかないようだ。