ef - a tale of memories.最終話

ef - a tale of memories.、録画しておいたのを早起きして視聴。
OPの絵が替わっていて、3人のシルエットが崩壊せずに相方と寄り添うようになっていたのを見て、まず軽く泣きそうに。とは言ってもOPの最後、落ちていく千尋が一人だったのに不安を覚えながら見ていたのだが、最後がハッピーエンドで良かった、本当に良かっ・・・(嬉泣)。火村も、最初に会ったほうの千尋も、蓮治の決意を試していたんでしょうね。というか、蓮治が何をするのかの帰結としての結末を期待していた、というか、千尋は蓮治くんの心から自分が消えないことを確認したかったというか。紙飛行機を飛ばして(千尋が飛ばしたのを維持して)蓮冶の背中を押したのは優子なのかなぁ。千尋・蓮冶のほうには直接かかわってはいなかったけれど。火村が優子に会う決心がついたのも、その辺にかかわりがあるのかと思った。かつての火村は蓮治ほど強くなかったということなのか?良くわからないけど。

難をいえば11話、蓮治がつかんだ日記のページを千尋が紙飛行機にして飛ばすところ、もうちょっとちゃんと描写しないとわかりにくい。私は、千尋が飛ばしたのは蓮治がつかんだのとは違うページで、プリクラを貼ったページは蓮治が持っているのだと思い込んでいた。まぁ私がちゃんと見ていなかったといえばその通りだけれど、泣きながらちゃんと見るなんて出来ないよ。

しかしものすごい直球勝負だったな。それもど真ん中。ベタといえばベタベタだし、最後に全員が出てきたのは蛇足だけれど、見終わった後のスッキリ感は良かった。見ている自分が、ちゃんと物語から解放された感じがした。火村と優子とかぜんぜん未解決なんだけど。
ともかくこれでおしまい。スタッフの皆様グッジョブでした。DVDは全巻買わせていただきます。
ところで、千尋は小説のラストを書き直したんだろうか?


あぁ、そうか。
千尋が飛ばした紙飛行機は千尋の記憶。普通なら13時間で墜落してしまう紙飛行機が飛び続けたのが、千尋の「忘れられない想い」か。それを蓮治が見つけられたのが、蓮治の「忘れられない想い」だったと。
そう考えると「奇跡」じゃなかったんだな。