09/20:「ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝 ~永遠と自動手記人形~」/「HELLO WORLD」@チネチッタLive Zound

09/20(金)

定時ジャストに会社を出て、京浜東北線で川崎。あまり時間がないので、手っ取り早くアゼリア内で夕食。18:50ごろチネチッタへ。発券して2Fに上がったら、ロビーは大混雑。コーラを買い列に並んで、特典をもらって入場。CINE8のヴァイオレット・エヴァーガーデンはほぼ満席。3週目特典の配布日で、会社帰りに観るのにちょうど良い時間。そして、この日からCINE8とCINE12が、新しいレーザープロジェクターになるという相乗効果だろうか。席はO-12で、いつもより二つ左。
注目のレーザープロジェクターだが、明るさとダイナミックレンジ、線の細さ・シャープさは素晴らしい。松竹の富士山で、富士山右側の空にマッハバンドが見えるのはソースの問題だろうか?よく言われるスペックルノイズについては、このエヴァガではすごく目立っていた印象、特に肌色とか白いものが、プロジェクターの出射位置から正反射で見える場所にあるときに目立つ。正直言って、それだけでこのスクリーンを選ぶことを躊躇するくらいのレベル。それ以外は、画質も音響も申し分ないのに残念。対策があるのかどうかわからないが、何とかなるなら何とかしてほしいと思った。
この日も、本編が始まった後は500人超の観客がほぼ無音。映画自体は何度も繰り返し見ていて、おおむねセリフも憶えているのだが、次に来るものがわかっていて身構えていても涙が出てくる。いや、この映画、本当に傑作だと思う。大好き。
いったん劇場を出て、ジンジャーエールを買い、CINE8に再度入場。「HELLO WORLD」初日。レイトなので入りは3割ぐらいか。席はN-13。なぜか、スペックルノイズはエヴァガほど目立たず、こちらは許容範囲。作品によっても違うのか。これは難しい。
さて「HELLO WORLD」、「SAO」の伊藤監督と「正解するカド」脚本の野崎まどで、グラフィニカがアニメ制作。決して面白くないわけではないけれど、つい分析的に見てしまうせいか、十分に没入することが出来ず。何度か観る印象が変わるのかも。いかにもこなれていない3DCGっぽいところは、ひょっとしたら意図的なものなのかも知れないという気がしなくもない。そういうストーリーだし。主役級の三人、北村匠海松坂桃李はほぼ違和感なかったが、浜辺美波は声優っぽくないというか、何というか。教授が着ていたTシャツ、事前に知ってしまっていたのだが、それでも思わず声が出た。音響は、7.1chのここでも音像が派手に動き回って面白かった。アトモスで観たいところだが、さて、どこに観に行くか。
映画終わって23:15。川崎駅まで急ぎ、南武線田園都市線青葉台。カミさんに迎えに来てもらって帰宅。