02/06:「前田建設ファンタジー営業部」@Tジョイプリンス品川

02/06(木)

定時で会社を出て、京浜東北線で品川。高輪口エスカレーター下の「のものレストラン みやこ品川店」で夕食。初めて入ったが、お店としては悪くないと思った。ただこの日は冷たい風が強く吹く日で、入り口の自動ドアが開くたびに、店内の暖気を奪っていくのが辛かった。
30分ほど余裕があるので、駅周辺の食事処事情を探訪しつつ、Tジョイプリンス品川へ。発券して、まずは石鹸で手洗いを、と洗面所に向かったのだが、ここはハンドソープもちゃんと出て、蛇口からは温水が出るし、温風乾燥機の数も多くて嬉しい。映画館のトイレとしてはとても良いと思う。しばらく待ち、時間を見計らってコーラを買い、19:10、上映の10分前に入場。シアター4。席はE-9で、ほぼセンター。入りは1/3~1/4ぐらいかな。117席だが、この劇場はシートピッチが大きいので、空間としてはそれほど小さくない。にもかかわらず、スクリーンが近く感じる。音はTジョイらしい音だが、音量が大きすぎることもなく良好だった。
さてこの映画、前田建設のウェブサイトで展開されたコンテンツの映画化。当時はかなり話題になったし、自分もよく見ていたので懐かしい。基本ギャグだけれど、ところどころツボを突かれてほろっとしてしまうシーンもあり楽しめる。最後の方はちょっとアレだけれど、ストレートにあると「プロジェクトX」になりそうだし、まあアレはアレで良いと思う。2003年が舞台ということで今から17年前。劇中に登場するPCやTV、ゲーム機、携帯電話(スマホでなく)にとどまらず、カップ麺もいかにもそのころっぽく、発泡樹脂のパッケージが今より大きめで笑った。ただTVに関していうと、当時ああいう風に、大型液晶TVをモニタとして会議室で使うケースはあまり多くなく、ほとんどはプロジェクターを使っていたんじゃないでしょうか。前田建設はああだったのかな。
2003年というと、地上デジタル放送が始まった年で、劇中に出てきたパナソニックの「VIERA」が発売された年なんだな。我が家は、まだそのころはブラウン管TVでアナログ放送を見ていて、録画は東芝のXS-36を買うより前だから、パナのVHSでやってたのかな。カノープスのMTV-1200HXはもう発売になっていたみたいなので、たぶんPCでの録画はやっていたと思うのだが、今みたいに大量に録画したりはしていなかった。あと、当時はオートキャンプにはまっていたので、春から秋までの週末はけっこういろんなところに行っていた。懐かしいな。
などと考えつつ劇場を出て、山手線~田園都市線青葉台。カミさんに迎えに来てもらって帰宅。