09/23~09/26:赤倉観光ホテルと金沢二泊三日

09/23(木)

06:30ごろ家を出発。下道を通り、あきる野ICから圏央道~関越道~上信越道。甘楽PAでトイレ休憩を取ったほかは、ひたすら走る。休日だがそれほど混んでいなくて走りやすい。
10:00過ぎに小布施スマートICを出る。思ったよりクルマが多い。町営森の駐車場に入れようとしたら満車で、少し離れた松村駐車場に駐車。前週の三連休、観光地の人出が多かったらしいが、世間的には連休でもない休日なのに予想外。
昼食を、「evolve」というイタリアンで食べようと思っていたのだけれど、行ってみたら照明が落ちていて、電話したら留守電で臨時休業だと言われた。仕方ないので、隣の「蔵部」で食べることにして、開店の11:30まで「竹風堂」の二階で栗子餅をいただきつつ待つ。
11:15ごろ行ってみたら「蔵部」には短い行列。並んでいるうちに少しづつ延び、開店時にはそこそこの行列になっていた。9月も末だというのに夏のように暑い。扇子を持ってくればよかった。
開店してすぐに席に通された。チェロか何かの音楽がかかっていて、音量小さいけど良い音だな、と思ったら、席の近くでJBLのM2が鳴っていた。注文取りと料理の出が遅くてだいぶ待たされたが、良い音が聴けたからいいか。料理は不味くはなかったけれど、ここは雰囲気を楽しむお店かな。
暑くて歩き回る気がしないし、ホテルのチェックイン時間前に着いてしまうタイミングなので、戸隠神社中宮に行くことにした。小一時間で到着。駐車場は混んでいたが何とか駐車できた。お参りして写真撮って、少しのんびりしているうちに良い時間になったので、この日の宿泊地である赤倉観光ホテルに向かう。15:10ごろ着。
何故赤倉観光ホテルなのか、いやもちろんとても良いホテルで、いつか泊まってみたいとは思っていたのだが、元々は秋の金沢に行きたかった、というのが発端。まず、一日だけ休暇を取れば四連休になり、二泊三日で出かけても一日家でゆっくりできるということで日程が決まり、直接金沢に行くのは遠いから、ということで一休.comを探したら、赤倉観光ホテルの露天風呂付きの部屋が空いていたので予約。予約したのは確か、軽井沢に行ったすぐ後、GW後半だったと思う。ここが取れたので、旅行の目的がここになってしまった感がある。それくらい期待しての訪問。
今回泊まるのは、「SPA&SUITE棟」の「温泉露天風呂付テラスルームA」という部屋。2009年にできた建物で、さすがに11月に泊まった「伊豆ホテル リゾート&スパ」に比べると古びて見えるが、それでも十二分にきれいな部屋。ツイン+エクストラベッドで、「伊豆ホテル リゾート&スパ」で泊まった部屋よりは少々狭い。荷物を置いて、建物の周囲を散策。紅葉には早いが、コスモスなどの花が咲いている。30分ぐらい散策し、ロビーでフリードリンクを飲んだあと部屋に戻り、カミさんと亜沙美がくつろいている間、部屋の露天風呂に入浴。熱いお湯に水を足し、入れる温度になったところで浸かってみたが、ホテルの外を散策する人が良く見える。ということでガラスの折れ戸を半分閉めて入浴。解放感半減だな。人が来ない時間帯なら良いが。
夕食は18:30から、「PREMIUM棟」にある「アクアダイニング」。大きな窓から野尻湖や斑尾高原が見える、はずなのだが、この時期だとすでに真っ暗である。予約したのはスタンダードなコースだったが、最初に内容の説明を受けて、パスタとメインディッシュが変わり、魚料理が追加になるプレミアムディナーに変更。飲み物はジョセフ・ペリエシャンパーニュ
正直、それほど期待していなかったのだが、夕食は大当たりだった。アミューズと前菜は、まぁこんなものかな、という感じだったが、まず「サーモンのクリームパスタ」が素晴らしく、「日本海産平目のアロマート アサリ風味のサフランソース」で追い打ち、メインの「黒毛和牛フィレ肉のグリル」でノックアウトという感じ。「伊豆ホテル リゾート&スパ」と「ルグラン軽井沢ホテル&リゾート」では、メインが薄味なのにがっかりしたのだけれど、ここはちょうどよい塩加減で、たいへん満足した。
ということで、幸せな気分で部屋に戻り、少し休んだあと大浴場へ。それなりにお客さんがいたので、あまり近づかないように注意しつつ入浴。部屋の露天と違って、最初から適温で気持ちよかった。移動の疲れもあり爆睡。


09/24(金)

目が覚めたら、東の空がうっすら明るくなる頃だった。そのうちに亜沙美とカミさんも起き出し、3人で朝焼けと日の出を鑑賞。6時を過ぎたので朝風呂へ。昨夜入浴したときよりも人が多い。亜沙美は部屋の露天風呂で入浴。部屋の露天風呂に関しては、外から見えやすいということもあり、伊豆ホテル リゾート&スパのほうが良かったように思う。
朝食は「旬菜ダイニング 白樺」でブッフェ。変わった料理があるわけではなく、普通のブッフェだけれど美味しかった。食後に表に出て、少し散歩。この日も、半袖でちょうどよいくらいの気温。
09:10ごろチェックアウト。良いホテルだったなぁ。特に食事が良かった。そう何回も来られるところではないが、自分で運転できるうちにもう一度来たい。
妙高高原ICから上信越道。ETCゲートが工事中で、係員のいるゲートから入る。なんだか新鮮。北上して上越JCTから北陸道に入り、西へ。
時間的には、富山あたりで早めの昼食になりそうなので、蓮台寺PAに駐めてお店を検索し、富山IC近くの「市場亭」というお店に行くことにする。途中、工事でゆっくりになったりもしたが、11:20に「市場亭」到着。この時間なのに満席で、少し待たされ、2人+1人に分かれて座る。ここは観光客向けではなく、街場の定食屋さんで、この時間だと運転手さんとか、そういう感じのお客さんが多い。メニューは豊富で迷うが、自分はマグロ三種盛り、カミさんはカキフライ、亜沙美は刺身11種盛りの定食を注文。量は多く、刺身も、少し分けてもらったカミさんのカキフライもとても美味しい。接客のおばちゃんもいい感じで、「孤独のグルメ」に出てきそうな雰囲気のある店だった。12時過ぎると、近所の勤め人がお昼を食べに来るのだろうが、そうなる前に食べ終わって退店。
さて、ここからだと真っ直ぐ行くと早く着きすぎる。ということで一般道を北上して富山駅近くを通り、海沿いに西進して「道の駅 雨晴」へ。海沿いの狭隘地に無理やり作ったような建物だが、道を挟んで線路が走り、小さな踏切の向こうにちょっとした砂浜がある。列車が通ったら良い雰囲気の写真が撮れそうだ、と思ったのだが、滞在した時間帯には通る列車はなかった。
売店で少し買い物をしたりしたあと出発。ここからは、ひたすら一般道というか、有料道路ではない道を通って金沢へ。Googleマップナビの言うとおりに走っていたら、「のと里山海道」という海沿いの道を経由し、少し遠回りして金沢市内へ。ちょうど15時に、この日の宿「三井ガーデンホテル金沢」に到着。ここは駐車場がないので、ホテルの前でかみさんと亜沙美と荷物を下ろし、予めAkippaで予約しておいた、金沢市文化ホールの前にある駐車場へ。クルマを駐め、ホテルまで数分歩く。陽射しが強く、めちゃくちゃ暑い。
ホテルに入って一休み。トリプルの部屋で、広くはないが十分。夕食まで市内観光ということで、カメラを持ってぶらぶら歩き、ひがし茶屋街へ。若いカップルや、和服を着た女の子のグループが多い。ひがし茶屋街を歩き回り、日が傾いた頃に浅野川を渡ったときに東を見たら、二重の虹がかかっていた。
金沢城址公園の端っこを通過しつつ、18時ちょっと前に、予約しておいた「鮨 歴々 近江町店」へ。近江市場の中にあるこじんまりした店。テーブル席に通され、おまかせの「雅」コースを3人前と、日本酒を1合づつ3種類。銘柄は忘れてしまったが、どれも個性的で美味しいお酒だった。コースは、突き出し、刺身、ウニとイクラの入った茶碗蒸し、蟹、握り10貫、のどぐろ手巻き+玉子。とても美味しかったけれど、できればカウンターで食べたかったな。けっこうお客さんが入っていたので仕方ないけれど。
19:30ぐらいに食べ終わり、宿に戻って入浴。金沢市内にはホテルがたくさんあるが、このホテルにした理由の一つが大浴場があること。男性用はそうでもなかったが、女湯は混んでいたそうだ。ホテルのWifiタブレットを繋いで、F1ロシアGPの初日フリー走行を観ようとしたのだが、回線が細いのかスムーズに動かないので、断念して就寝。この日もたくさん運転し、たくさん歩いたので疲れた。


09/25(土)

最終日。朝食は8時ちょっと前に、ホテル1Fで和定食。なかなか美味しい食事で満足。建物も新しくてきれいだし、お値段の割には良いホテルだったと思う。
9時過ぎにチェックアウト。3人で荷物を持って駐車場まで行き、その後は昼ごろまで散策。カミさんが東急スクエアに行きたいというので歩いていたら、角のお店に行列が出来ているのが見える。どうやらパン屋さんらしい、ということで、カミさんと亜沙美は行列に並び、自分は周囲の風景を撮影。「ひらみぱん」というお店で、並んでいたのはイートインの人たちだとのこと。テイクアウトは比較的簡単に買える、ということで、いくつか購入。
東急スクエアでカミさんが買い物をしている間、周辺を散策し、買い物が終わったところで合流し、長町武家屋敷跡周辺をうろうろ。「茶菓工房たろう 鬼川店」を覗いて、少し早いけどお昼を食べようか、と歩いていたら、路地の入口に「eden」小さな看板。Googleマップを見るとスープの店だという。「すみれハウス」という古いアパートを改装した一角にある小さなお店で、時間が速いこともあり、お客さんは自分たちだけ。ランチのメニューは1種類だけだということでそれを注文。かぼちゃとひよこ豆のポタージュに、全粒粉の自家製パン。美味しかったけど、なんか不思議な雰囲気の店だったな。食べ終わって外に出たら、表の道まで奥さん?が見送ってくれた。開業から1年半だそうで、コロナ禍でとても大変だったと思うけれど、このまま無事続いてほしいと思った。
さて、これであとは帰るだけ。前週に発注したカミさんと亜沙美のiPhone、届くのがこの日の19:00~21:00ということで、カミさんのリクエストで兼六園の周囲をぐるっと一周した以外は、それを目標にひたすら走る。途中休憩は、北陸道小矢部川SAと、中央道の諏訪SAのみ。大月あたりから小仏トンネルまで、ずっと渋滞だったのだが、八王子JCTから圏央道で高尾山ICまで行き、通ったことのない道を抜けて町田街道を通り、Googleさん好みの細い道を通って19:20ごろ到着。亜沙美を降ろして近所のコンビニに行き、お弁当を勝って帰宅。程なくヤマトがiPhoneを持ってきてくれた。良いタイミングだった。
ということで、二泊三日、約1,000kmの旅行終了。少し暑すぎたけど、ずっと良い天気なのはとても良かった。次の旅行はいつ、どこに行こうか。
F1ロシアGP二日目、FP3は豪雨でキャンセル。予選は行われたが、フェルスタッペン含めた数人が、PU交換などのペナルティで殆ど走らず。雨が上がったQ3で、スリックに交換したタイミングが良かった3人、ノリス、サインツラッセルが上位を占め、ハミルトンは4位。角田とガスリーはQ1敗退。この順位だと、決勝もなかなかおもしろいレースになりそう。


09/26(日)

ゆっくり休養する日。亜沙美は午前中からお出かけなので、青葉台まで送っていく。届いたばかりのiPhone13Proを持って出たのだが、APNの設定をしていなかったのでセルラー回線に繋がらず、仕方なく一旦帰宅してiPhone8にSIMを挿して持っていくことに。ということで、青葉台まで1往復半ぐらいしたことになるかな。
昼過ぎにカミさんと買い物に行き、昼食後は留守中に溜まったアニメの処理+10月期の録画予約。夜はF1ロシアGP決勝を見ている途中で亜沙美から連絡があったので、長津田までお迎え。帰宅してロシアGPの続きを見る。ノリスが完璧なレースをしていたのに、あと数周というところの豪雨で優勝が逃げていき、勝ったのはハミルトン。フェルスタッペンが2位になったのは素晴らしかった。アルファタウリの2台はノーポイント…