「ef - a tale of memories.」 最終回まで2日と少し

「千尋・・・千尋の夢は、これで叶ったんだね」
「はい・・・蓮治くん。私の夢は、これでおしまいです」
「じゃあ、今度はぼくの夢を叶える手伝いをしてくれない?」
「蓮治くんの、夢・・・?」


「ぼくはずっと夢見てた。お姫さまを守るナイトになることを」
「・・・」
「千尋、今度はぼくのために。ぼくの、お姫さまになってください」


「・・・蓮治くん。お姫さまは囚われの身です。長さが12年の鎖につながれて、そこから身動きが取れません」
「それに、蓮治くんが助けに来てくれても、私にはそれが誰なのかもわからないんですよ」


「千尋・・・。ぼくには、千尋がつながれている鎖を断ち切ることは出来ない。千尋の12年、草を食べつくしてしまったところはそのままだ」
「でも、そこから手を伸ばして届く13時間に、毎日新しい草を植えることは出来る」
「ぼくは草を植え続ける。毎日毎日、新しい草を植え続ける。」
「千尋から離れない。忘れるなんて、ぼくを忘れるなんて絶対にさせない!!」



場面変わって、駅のベンチに横たわる千尋。傍らで見つめる蓮治。
腕時計のアップ。夕方。
蓮治、千尋にキス。千尋目を覚ます。
「千尋、ぼくが誰だかわかる?」
千尋、しばらく蓮治を見つめる。すぅっと頬を伝う涙。
「はい。私の、ナイトです・・・」


・・・ってな展開希望。っていうか、11話の引きから二人が別れてそれぞれ帰る、というのが想像できない。
駅のベンチじゃなくて教会で、二人の姿を後ろから火村が眺めていて、更にその後ろには優子が浮かんでいる、とかでもいいのかも。
いずれにしても、蓮治がんがれ。

しかし、これだけハマったのは「ef - a tale of memories.」がはじめてかも。