HDDの騒音は我慢

昨日の日記を書いた後でEPIAを再度ばらして、HDDをスポンジゴムで浮かせてみた。ヘッドシーク時の振動が筐体に伝わり、筐体を振動させて音になる、所謂「固体伝播音」は低減することが出来たけれど、HDD自体から出る「直接放射音」は減らない。(当たり前だ。むしろHDDが固定されておらず、ある程度自由に振動できるため、直接放射音はかえって大きくなる可能性がある)
SF-7500Nを取りつける前は、HDDは筐体の下の方にあり、カバーに遮られて直接放射音が外に出にくかったが、SF-7500NにはフロントベゼルにFAN吸気用の穴があり、そこからFANを透過してHDDの音が直接漏れる。対策としては、HDDとの間に隔壁を設けるか、吸気の流路を折り曲げるようなダクトを形成すればいいのだろうが、冷却が妨げられるし、外観に影響するのも嫌だ。ということで、我慢することにする。それほど大きい音ではないし。


HDDの方で何とかするには、要するに振動を絶縁したままで、HDD自体の振動が小さくなればいいんだから、HDDにオモリを貼り付ける、という手がある。加振力(ヘッドシーク時の振動)が一定なら、重いほうが振動しにくい。しかし、これも冷却に影響するかもしれないしなぁ。
あとは、スポンジゴムを粘性制動が期待できる材質(ソルボセインとか)に換えて、熱エネルギーに変換して振動を低減するか。でも、材質と形状をうまく選定しないと、単に筐体に振動を伝えてしまうだけだしなぁ。
それ以外にもいろいろやれそうなことはあるので、ヒマがあったらやってみよう。でも今はいいや。