10/26(土)
土・日で社員旅行。ウチの部は、宮城・大阪・東京(自分ひとり)と分散しているのだが、年に一度の社員旅行は合同で行うらしい。今年は伊勢神宮に行くということで、宮城組は飛行機で関空に飛び、大阪組と合流して近鉄特急で来るとのこと。自分は現地(伊勢市駅)15:00集合で、出来るだけ安く来いと言われていたので、06:49新横浜発・08:11名古屋着ののぞみ5号「EX早特」を発売日に確保し、ずいぶん時間があるけどどうしようかなあ、と思っていたのだが、この日は「冴えカノ」の初日じゃないですか。舞台挨拶回は時間が合わなかったので、08:50の回をネットで予約し、名古屋に向かった。
06:00にこどもの国線に乗り、横浜線に乗り継いで新横浜。10分ぐらいの乗り継ぎ時間でのぞみ5号に乗車。天気はまずまず。定刻の08:11に名古屋駅着。名古屋駅で降りるのって、鈴鹿のF1に行っていた時以来じゃないかな。最後に行ったのは1995年だから、24年ぶりということか。とりあえず荷物をコインロッカーに入れ、Googleマップを頼りにミッドランドスクエアシネマ2を目指す。途中からは大学生ぐらいの、いかにもそれっぽい人たちが行く方について行くことで、迷わずに行くことが出来た。ロビーはかなりの混雑。トイレに行って、コンセッションに並んでいるときに開場のアナウンス。コーラを買って入場列に並び、特典を貰って入場。シアター8。席はK-12で、ほぼ正面。観客の多くが十代後半から二十代と思しき男性で、劇場内を見渡しても、中年~老人は自分を含めて数人しかおらず、初めての劇場ということもありアウェー感が半端ない。でも映画が始まってしまえば関係なく、全員で画面と音に集中している感覚が心地よかった。残念ながら、眼鏡を荷物に入れたままコインロッカーに入れてしまい、多少ぼやけて見える状態だったが、画面の明るさは問題なかったと思う。音響は、あまり気にしている余裕がなかったが、音が小さいとか、サ行が気になるとかということはなかったな。安心して観ていられる劇場だと感じた。
「冴えカノ」は、小説は読んでいないがTVアニメは大好きで、この劇場版も楽しみにしていた。何でこの作品が好きなのかというと、単なる萌え要素だけでなくて、お仕事アニメ的な部分に惹かれるのかな、と思う。「SHIROBAKO」ほどじゃないけど「NEW GAME」あたりが近いかな。そういう意味からしても、今回の劇場版、自分が期待していた以上の映画になっていたのではないかと思う。中盤からはずっと、涙が出て仕方なかった。それなりにトリッキーな構成で、観終わったときには、初回鑑賞の驚きみたいなものが二回目以降にはなくなってしまい、面白さが削がれるのではないか、という気がしたのだけれど、どうだろう。どうせまた観には行くので、三回目を観に行きたくなるか、ってところだな。まぁとにかく、一回目はとても面白かったし、映画としてもアニメシリーズとしても、この終わり方で良かった、と思った。