涼宮ハルヒの消失

朝8時半に家を出て、カミさんを外出先に送り届けてから亜沙美と二人、クルマで海老名のVINA WALKへ。何が悲しゅうて休日にまで海老名に来なければならないのか、という感じだが、近所で上映しているのがここしかないのだから仕方ない。映画「涼宮ハルヒの消失」鑑賞である。
10時チョイ前にクルマを駐車場に入れ、VINA3のフードコートでブランチを摂り、本屋でラノベを何冊かかった後、11:20の回を観賞。先々週の「なのは」、先週の「Fate」とは違って子供が多い。小学校にも上がっていないくらいの男の子をダシに自分が見に来たと思しきお父さんがいたのには笑った。上映中にポリ袋のがさがさ言う音が数カ所から聞こえてきたのがちょっとなあ、という感じ。
映画はもちろん良かった。何度か涙が出た。
気になったのは、キョン改変世界長門のマンションに行くシーン。ひとつは原作で気になった、朝倉がおでんについて「余った分は別の入れ物に移してから冷凍しておいて」というところが「冷蔵庫に入れておいて」に直っていた。おでんを冷凍してはいけません、たぶん。
もうひとつはもっと重要な話で、長門の部屋の窓に、原作ではなかったカーテンが掛かっていたこと。
原作では、長門には家に招かれるような友人がいなかったので、自分の性格を設定する際に一般的な女の子の部屋を想定することができないからカーテンが無いのだ、と思っていたのだが、映画版ではたぶん朝倉が付けさせたという設定なのだろう。終盤で朝倉がキョンを刺す理由の補強かなあ、と思うのだがどうなんだろう。
あ、あと、例のセリフはやっぱりなかった。序盤、そのシーンが近づいてきたらどきどきしてしまった。そこだけじゃなく、全般的に繋ぎがタイトな感じ。