10/30:「きみと、波にのれたら」@TOHOシネマズ六本木ヒルズ(東京国際映画祭)

10/30(水)

定時に会社を出て、大江戸線で六本木へ。前の勤め先は東京ミッドタウンに本社があったので、首都高の反対側には時々来ていたが、六本木ヒルズ自体は、出来てすぐに上の方の会議室?みたいなところに来たっきり。初めてみたいなものなので、ちょっと迷う。まぁターゲットがデカいので、見失わなければ大丈夫。
というわけで、TOHOシネマズ六本木ヒルズも初めて。スクリーン6はロビー階奥にある、小さな劇場。スクリーンも小さい。映画祭ということで普段とは違うのだと思うが、各劇場の前に待ち行列を作り、ハンディのリーダーでスマホorプリントアウトのQRコードを読み取って入場させるスタイルだった。席はE-8で、比較的前の方の通路脇。発売開始しばらく経ってからの購入で、あまり良い席ではないんじゃないか、と思っていたのだけれど、コーラを買って席についてみると、左右方向はスクリーンの正面。わずかに見上げる位置だが、スクリーンが小さいのでこの辺りがベストかもしれない。音響的には癖もなく音量も適正で、前の方の割にはサラウンドも問題なかった。映写もきれい。ただ、上映中も通路を照らす照明が少し明るすぎる印象。
上映開始15分前ぐらいから、外国人向けの東京のCMとか、企業CMとかを流して、18:40の上映開始時間には本編が始まる。完売のはずなのだが、上映開始時にはけっこう空き席があり、どうしたのかと思っていたら、それからしばらくはぱらぱらと入ってくる人がいて落ち着かなかった。英語字幕付き上映。外国の方が比較的多かったせいか、時々笑いが起こったりして、普段と違う反応で新鮮だったな。それ以外のノイズは気にならなかった。
さてこの映画、観るのは6回目で、07/13にシネマシティで観て以来、ということになるのかな。もっと何回も観ているような気がしていたのだけれど、公開されたころは「誓いのフィナーレ」、「青ブタ」あたりも観ていて、その後「天気の子」にごっそり攫われていった、みたいな感じか。ちょうど、1週間の宮城出張と重なったこともあり、イオンシネマ名取でレイト回を一度観たが、自分にとっては公開時期が悪かった。興行成績が芳しくなく、観に行ける時間帯の上映が削られていったのも要因。観に行ける状況であれば、確実に二桁は行ったと思う。
上映終了後に、制作会社のプロデューサーと映画祭のアドバイザーのトークセッション。国際映画祭ということで、通訳がついていて、それ自体は良いのだが、会話のテンポが悪くなってしまい、全体に間延びした感じなのがちょっと。内容的にも当たり障りのない感じだった。最後に客席から質問した男性、この映画が好きで20回以上観ている。今後の湯浅監督の作品は色々な媒体で展開されるそうだが、それぞれについてどのような戦い方をしようと考えているのか、みたいな質問をされていて、この人、本当は、こんなに良い映画が何故、興行が振るわなかったのか、プロデュースとして問題はなかったのか、みたいな質問をしたかったんじゃないのかな。まぁ自分がそう思っているだけなのだが。
フォトセッションの途中で劇場を出て、大江戸線半蔵門線田園都市線こどもの国線。駅まで迎えに来てもらって帰宅。