06/29:「薄暮」@EJアニメシアター新宿/「きみと、波にのれたら」@バルト9

06/29(土)

26日に母が亡くなってからやったことといえば、27日に理髪店に行ったぐらい。28日はカミさんが病院に行くので、その送り迎え。あとはボーッとしていた。
この日、カミさんは仕事で、亜沙美は友達と遊びに行った。
映画見てる場合じゃないという気もするけれど、だからといって家にいてなにか出来るわけでもないので、二人を送った後、洗濯して早めの昼食を摂り、11︙30ごろ家を出て、長津田に車を駐め、田園都市線副都心線新宿三丁目。細かい雨が降っていたが、地下からの出口とEJアニメシアターが近いので、あまり濡れずに済んだ。ここに来るのは「グリザイア:ファントム・トリガー」以来2回め。同じスクリーン1。コーラを買って入場。席はG-13で少し前寄り。劇場のせいか映画のせいかわからないけれど、あまり良い音という印象はなかった。厚みが足りず、中高域がすこしヒステリック。
薄暮」は山本寛監督の作品。60分弱の中編で、纏まりは良いと思った。背景はきれい。WUGと同じくキャラデザは近岡直で、このキャラって、うまく動かすのが難しいデザインじゃないかと思うが、ちゃんと動いていたと思う。少女の淡い恋を描いたお話自体は悪くないと思うのだけれど、台詞回しが、どうにも「中年男性が思い描く女子高生」みたいで、見ていて何度か、「いや、女子高生絶対あんな言い方しないだろ」というところがあった。ED曲はとても良いと思ったな。良い曲だった。全体としては概ね満足。でも人には勧めない。
映画終わって外に出たら、雨は止んでいた。バルト9までは歩いて数分。バルト9は妙に混んでいたなぁ。「フレームアームズ・ガール」とか「センコロール コネクト」とか、あとは「青ブタ」とかの入場待ちが多かったのかな。
「きみと、波にのれたら」、15:15の回。シアター1は70席弱の、ここで一番小さな箱だけれど、驚いたことにほぼ満席。音響的には、ブルク13と共通の、中低音が分厚く芯がある音で、他の映画の予告では、少しドコドコしちゃう印象があったが、本編はそんなことはなく、なかなか良い音でした。客層はカップルが多いが、子供連れのお母さんというのもいた。両隣がカップルだったんだけど、途中までのいちゃいちゃシーンで、男のほうがあからさまに面白くなさそうにしているのがおかしかった。なるほど、あの辺りで脱落しちゃうのね。女の子の方は両隣とも泣いてたみたいで、男性陣と温度差ありそうだった。今回、あぁと思ったのはラストシーンで、最後にひな子が乗った波って、あれ港だよね。港の姿は見えなくなったし、話をすることもできないけれど、それでも港はひな子の近くにいる、と。
多分初週の入りは良くなかったと思うので、早めに終了しちゃうかもしれないのが残念。見られるうちに、あと何回か見ておきたい。
映画終わって、新宿三丁目駅から副都心線田園都市線で帰宅。自分としては、新宿に行く=小田急に乗るという意識が強かったのだが、田園都市線の定期があるので渋谷まわり。映画見に行くには、こっちのほうが便利だったのかも。