04/04:「リズと青い鳥」完成披露上映会@丸の内ピカデリー

04/04(水)

16:30に会社を出て、東海道線は混みそうだったので京浜東北線に乗り、有楽町を目指す。京浜東北線は空いていて、座って少し寝ることが出来た。丸の内ピカデリーは、去年5月の「聲の形」キャスト舞台挨拶付き上映以来。まぁ、そういう機会でもないとなかなか来ない劇場ではある。職場からも遠いし。
17:30ごろ有楽町マリオン9Fに到着し発券。多くの人が開場を待っている。下の回のトイレに行き、9Fに戻って開場を待つ。予定より少し早く入場開始。コーラを買って階段を上がり、2階席へ。席はW-16で、最後列に近いが左右方向はそれほど悪くない。スクリーンは、この列でも見下ろしという感じではない。当然ながら満席。前回来たときはすごく暑かったので、扇子を鞄から出して膝の上に置く。
定刻に舞台挨拶開始。種﨑敦美がやや暴走気味に引っ張る感じの約30分。その後プレス向けのフォトセッションを経て、いよいよ一般向け最初の上映。
なんというか、今まで映画館で映画を観た中で、こんなに緊張しながら観たのは初めてかもしれない。絶対泣く、と思って、始まる前にティッシュを3組、音を立てずに使えるようにポケットティッシュの袋から引き出して細く折り、カバンのファスナーを開けたところから顔を出すように並べておいたのだが、それらの出番はなかった。一滴も涙は出なかった。クライマックスというか、原作でも描かれたみぞれ覚醒シーンがひとつの泣き所だと思うのだけれど、そこまでに初見では見落とした、或いは有機的に関係づけることが出来なかったスイッチがいくつかあるような、もどかしい印象が残った。割と頑張って一生懸命見ていたんだがなぁ。でも、あと何回か見たときに、突然全てが繋がって号泣しちゃうような予感もあるし、21日の封切り後は出来る限り観に行きたいと思う。
牛尾憲祐の劇伴は素晴らしくて、「聲の形」と同じくいろんなことをやっていそう。特に最初のシーンは良かったな。最後列に近いところで見ていたのに、劇伴のピアノやパーカッションが左右の空中、壁の近くに浮かんでいるように聴こえるのはなんだか不思議。松田彬人作の「リズと青い鳥」は、ほぼ第三楽章の掛け合いの部分しか演奏されないが、次の劇場版ではフルに聴けるのだろうか?
上映終了後は拍手が起こったが、自分は拍手せず、配られたアンケートも出さなかった。
エレベーターではなく、エスカレーターで降り、少し歩いて銀座線に乗って、三越前半蔵門線に乗り換え。だいぶ歩いたが、そのおかげで中央林間行急行に座ることが出来た。ツィッターで本日の感想を検索し、読みながら帰宅。う~ん、なんとももどかしい。早くもう一度観たい。