12/16:「AKIRA 極上音響上映」@シネマシティ

12/16(月)

定時後少ししてから会社を出て、京浜東北線~中央線で立川へ。時間的に余裕があるので、通勤快速でなく快速に乗り、のんびりと座って行く。まずシネマツーで発券し、裏のバーミヤンで時間をかけて夕食。まだ時間があるので、北側の開発地域をぐるっと回ってからシネマツーへ。ジンジャエールを買い、上映開始20分前にastへ。席はK-12。ほぼ満席。
AKIRA」は30年前の作品で、原作は途中まで読んだが、アニメを劇場で観るのは初めて。2019年が舞台ということで、今年中に上映がぎりぎり間に合ったと。劇中、東京オリンピックが2020年に開催される設定になっており、国立競技場の建設現場が舞台だったりする。ブルーレイ版で上映らしく、予告や「映画泥棒」一切なしで、照明が落ちてすぐに東宝のマークが出てスタート。ソースの問題で、音響的には全体的な統一感に乏しく、調整にはずいぶん悩んだんじゃないかと思うが、まぁ最良の妥協点でしょうね。しかし、ものすごいアニメーション。絵柄の統一感と動画がすごい。これを手描きで作ったというのが信じられない。よく見ると、後半に向かうにつれて、微妙にクオリティが落ちていくような気もするが、それでもこれだけの作品って他にないんじゃなかろうか。本当にすごい。
体制側と反体制側の抗争のシーンが出てくるが、あれって60年代~70年代初頭の学生闘争がモチーフだよね。催涙弾の水平発射とか。自分はまだ学生じゃなかったので実感はないし、それ以上に今の若い人には信じられないと思うけど、東大の安田講堂事件とか、成田空港反対とか、本当にあんな感じの闘争が日本でも行われていたのだ。あれは何だったんだろうな。
とにかく、最後まで息つく暇もなく、なんだかよくわからないけどものすごい映像を見せられ続ける120分。疲れたが楽しかった。終映後拍手。
終わって23:00過ぎ。登戸回りか八王子回りか悩んだが、登戸回りを選択して南武線小田急線で玉川学園前。カミさんに迎えに来てもらって、0:15ごろ帰宅。シャワーを浴びて就寝。