05/16~05/20:二泊三日の四国旅行

05/16(木)

超早起きして、04;45ごろ三人で家を出て羽田空港へ。P3にクルマを駐め、念のためどこに駐めたかわかるような写真を撮ってからターミナルに向かう。乗るのは06:55発高松行きのANAで、バスに乗ってサテライトに移動する必要がある。朝早いのにバスは混雑していて座れなかった。機材はB767-300。羽田出発時は雨で、しばらくは雲上の飛行となり、地表が見えたのは滋賀県あたり?と、到着が近づいてからだった。かなりの強風で、着陸時は揺れた。高松は良い天気。
ニッポンレンタカー。車種はカローラのセダンで、約4.4万km走行のガソリン車。去年のヤリスの後席が狭くて亜沙美がかわいそうなので、クラスを上げたのだが、フィットよりは狭かったそうで、ボディがでかい割には、という感じ。走りだすと直進性が悪く、高速では常にステアリングを修正していなければならない。ボディ剛性も低そうで、フロアの微振動が気になるし、段差乗り越え時の音も低級な印象。半面、トランクは広いし、普通に一般道を走っている限りは、エンジン音は静か。
まずは「がもう」という讃岐うどん屋さんに向かう。中途半端な時間だが行列ができている。温かいうどんにかき揚げをのせて、風の強い屋外のベンチに腰掛けて食べたが、なかなか美味だった。駐車場を見渡したら、車内で食べている人がいた。その手があったか、というかんじ。
次は「紫雲出山」というところの展望台に行く。狭い道を上っていくが、風で飛ばされたのか、道路に小枝が散乱して走りにくい。駐車場には先客が1台だけ。瀬戸内の景色はきれいだった。
そこから高速で移動し、新宮ICで降りて「道の駅 霧の森」というところで、霧の森大福というのを買う。この辺りはお茶の産地だそうで、喫茶室で日本茶を飲んだが、確かに美味しかった。
一気に南下して桂浜へ。平日だがそれなりに観光客がいる。坂本龍馬銅像を見て、浜に降りてしばらく海を眺める。そこから海沿いを西に向かった後、高知市街に向かう。本日の宿泊は「ドーミーイン高知」。ビジネスホテルで、3人泊まれる部屋がないので、ツイン2部屋。チェックインして、はりまや橋方面を散策。
夕食は18時から「酒と肴 丸盃」というお店。宿のすぐ近く。少し前に予約したのだが、この日は宴会で2階の座敷は予約済みということで、1階のカウンターへ。7500円のコース+金目のアラの煮つけを勧められたので追加したが、追加しなくてもうなぎの白焼きとかウツボのから揚げとか出てきて満足度高い。お酒は「桂月」という蔵元のものを扱っていて、3種類頼んだがどれもおいしいお酒だった。満足。
部屋に戻り、大浴場で入浴。ドーミーインに泊ったのは、大浴場がある+朝食の評判が良いから。満足のいく浴場だった。


05/17(金)

良い天気。けっこう早起きして朝食。この日が一番時間の余裕がないので、食べた後は早めに支度して出発。
まず、仁淀川流域に向かう。目指すのは「久喜沈下橋」という橋。山の中なのでけっこう曲がりくねった道なのだが、地元の方々はかなりのペースで走っていく。予定よりだいぶ早く、「ここかな?」という場所に到着し、国道を逸れて川辺に向かって降りていく。私企業の庭先みたいなところを通って、目的の久喜沈下橋へ。ごつごつした岩場を橋脚に利用した、15mぐらいの長さのコンクリート橋。沈下橋なので手すり等はなく、幅は2.5mぐらいか。ゆっくりとわたり、反対側の岩場の陰にクルマを駐めて、しばらく写真撮影。誰も通らない静かな風景、と思ったら、1台だけクルマが反対方向から渡っていった。
そのまま進むのは怖いので、来た道を戻って元の国道へ。昼食を「道の駅 四万十とおわ」というところで食べようと思っていたのだが、カーナビが2時間以上かかるという。それでも向かうのだけれど、少し遠回りして「道の駅 ゆすはら」というところでトイレ休憩を取ることにした。異様に速い軽トラがいるのでついていくと、カーナビの到着予定時刻がどんどん早くなる。多分一般道は30km/hで計算しているはずだが、概ねその半分ぐらいの時間で着いてしまった。トイレとちょっとした買い物を済ませ、「道の駅 四万十とおわ」に向かう。
「道の駅 四万十とおわ」は結構大きな道の駅で、立派な食事処がある。ここで1日30食限定のうな重をいただく。うなぎが焼けるまで周囲を散策。15分ほどでうな重が到着。蒸していない、しっかりとした食感のあるうなぎでありました。
お次は四万十川沈下橋である勝間橋へ。途中までは快適な道だったのだが、途中から狭くなり、時々クルマ1台分の幅しかないところを通る。先行する軽トラはお構いなしにぶっ飛ばし、クルマ1台分のところも60km/hで抜けていく。それでも、対向車接近の電光掲示板があるところでは確実に停止するし、速いのについて行って不安がない運転で素晴らしかった。
勝間橋は、川幅が広くなった四万十川にかかる、幅5~6mぐらいありそうな(欄干がない以外は)立派な橋で、カミさんがイメージしていた沈下橋はこういうやつだったらしい。川では、大阪の中学校が体験学習?で一人づつカヌーに乗り、川下りをしていた。それも含めて絵になる風景で、なかなかきれいなところだった。
宇和島方面に向かうため、来た道を戻る。帰りは先導してくれる地元の軽トラはおらず、おっかなびっくり走っている神戸ナンバーのハリヤー?についていくが、途中で大型トラックと鉢合わせして、抜けるのに苦労した。やっぱり地元民の先導があった方がずっと楽だ。
宇和島の市内には行かず、高速に乗って松山へ。この日の宿泊は「レフ松山市駅byベッセルホテルズ」という、伊予鉄郊外線の駅の上に建つホテル。ツイン+布団。できたばかりなのできれい。
夕食の前に道後温泉に行こう、ということで、路面電車に乗って道後温泉駅に行くが、思ったより時間がかかり、夕食に間に合わなくなりそうだったので、駅前を一瞥しただけで乗ってきた電車の折り返しに乗り、大街道の電停で下車。
夕食は「一休レストラン」で見つけた、大街道の電停から5分ほどの「山本進一郎」という鮨屋。雑居ビルの3階で、お店の中は大きなカウンターに8席と個室が一つの洒落た内装。肴4品前後+握り8貫前後のお任せコースだが、この日は肴5品と握り9貫だった。ちなみに肴は①ホタルイカの酢味噌和え②鰹のヅケ③メヒカリの南蛮漬け④カマスの焼き物に蒸したサツマイモをすりおろしたもの⑤もずくの酢の物。鮨は①鯛②アオリイカ③石鯛④サーモンの昆布締め⑤鯵⑥赤身のヅケ⑦トロ⑧コハダ⑨穴子。これに味噌汁が付く。おすすめの日本酒を3合ほど飲みながらいただく。とても安い(おまかせ7,700円)ので、高級食材をふんだんに使った鮨、というわけではないが、店内の雰囲気含め、とても良い感じ。最後に追加注文を問われたので、カミさんが悩んだ末に、玉子の入った太巻きをお願いしたのだが、これも含めてとても美味しかった。大満足。
大街道の電停まで戻って路面電車に乗り、ホテルに戻る。3階に大浴場があるので入浴。男湯は空いていて、ゆっくりと入浴できたが、女湯は混んでいたらしい。


05/18(土)

07:30ごろ朝食。この日も良い天気。ここの朝食もなかなか良かった。チェックアウトして、まず道後温泉へ。駐車場にクルマを駐め、修繕中の本館裏側から入って入浴。といっても、5分ほど浸かっただけだが。
その後は、駅から続くアーケード街を少し見てからクルマに戻り、高速でひたすら東進。途中ガソリンが心許なかったので、いったん高速を降りてスタンドを探そうと思って降りた瞬間、高速のすぐ先にSAがあることに気づいて、IC周りの狭い道をぐるっと走ってICに戻り、次のSAで給油した以外は、制限速度+α+αぐらいで走る。交通量が少ないのもあるが、一般道同様、高速も流れが速い。そのまま鳴門大橋を渡って淡路島に入り、最初のSAで高速を降りて「うずしおクルーズ」の船乗り場に向かう。
14:50出航。けっこう混んでいて、立ったまま写真撮影。発着場からうずしお発生の現場まで20分ぐらい。鳴門大橋の真下が現場。この日は中潮ということで、あまりはっきりした渦巻は拝めなかったけれど、それでも潮の流れは速く、水深の変化に伴う渦の発生もなんとなく理解できて面白かった。
15:50ごろ発着場に戻る。昼食を摂っていないので、クルマを飛ばして「道の駅うずしお」というところまで行き、そこで「あわじ島バーガー」をテイクアウト。16:30までということで急いだのだが、行ってみると結構な行列ができており、買ったときには16:30を過ぎていた。自分だけ急いで食べ、カミさんと亜沙美は移動しつつ食べる。あとは帰るだけ。最後に給油してクルマを返却し、空港へ。16.3km/lぐらいだったかな。まあそんなもんでしょう。動力性能に不満はなかった。
空港に18:00ごろ到着し、19:40発の飛行機を待つ。ツアーのお年寄りたちとともにB737-800に乗り込み羽田へ。到着は少し遅れて21:15ぐらい。ターミナル内の移動が、この旅行で一度に歩いた距離としては一番長かったかもしれない。P3に駐めておいた車に乗り込んで自宅へ。カローラより圧倒的に直進性に優れていて走りやすい。このクルマでだったら、四国内の移動ももっと楽しかったかもしれない。
途中コンビニに寄り、夜食と翌日の朝食・昼食を仕入れて帰宅。天候に恵まれ、疲れたが楽しかった。来年は東北かなぁ…。その前に一泊で何処かに行くかもしれないが。


05/19(日)

7時過ぎに起きる。あまり天気が良くないが、室内に干す前提で、旅行で着たシャツとジーンズを洗う。洗っている間に録画チェックして、録画されていた大量のアニメをエンコード。洗濯物を干し、旅行前日の夜洗っておいたシャツ類のアイロンがけ。
早めに昼食を摂り、防災拠点の総会のため小学校へ。足の裏が痛くて歩きづらい。16時ごろ終わって帰宅。
スーパーフォーミュラのオートポリス戦を観る。ものすごいレースで、牧野が初優勝。夕食は面倒なので、ドミノピザを予約し、亜沙美と二人クルマでお店まで取りに行く。夕食後はシャワー浴びて、F1エミリアロマーニャGPを観ていたのだが眠くなり、早めに就寝。寝た後で一つ順位を落としてしまったが、角田は10位1ポイント獲得。スタートがうまくいっていれば、もう少し上に行けたかも。