01/10:「フォードvsフェラーリ」@バルト9

01/10(金)

定時ダッシュ大江戸線~都営新宿線。18:25ごろブルク9到着。都内・川崎の映画館の上映時間を調べて、定時ダッシュでたどり着ける、一番早い時間の上映がある映画館は新ピカの18:30だったのだが、余裕を見て18:45開始のこっちにしたのだ。シアター3は初めて。席はG-10。小さめの箱で、右側にのみ通路があるのだが、何故かスクリーンが右側にオフセットしており、G-11あたりがセンターのようだ。だいたい6~7割の入りだろうか。音響的にはTジョイ系らしい音だけれど、高域が大音量でやや歪みっぽい気がした。
さて「フォードvsフェラーリ」、史実もそうなのだが、フェラーリと対峙するのは買収交渉に関する部分が主で、レースではフェラーリは自滅し、フォード陣営が1-3位独占。映画ではフォード社内での主導権争い?に巻き込まれて、シェルビー・アメリカンのクルマは優勝から脱落したことになっているが、史実はどうだったんだろ。実際には映画と異なり、優勝したマクラーレン/エイモン組の方が先にフィニッシュラインを超え、その後でフォード側から両者優勝にしてほしいと申し入れたらしいので、あれほどドロドロした事情ではなかったのかもしれない。ちなみに、この年優勝したマクラーレンというのは、あのマクラーレン創始者ブルース・マクラーレンである。劇中で好意的に描かれているリー・アイアコッカは、その後クライスラーに転じ、シェルビーもクライスラー(ダッジ・ブランド)と関係を持つようになって、ダッジ・バイパーに繋がる、と。バイパーの元ネタ?になったデイトナ・クーペは劇中に出ていたな。木型も置いてあった。それから、最初の方で、ACコブラのトランク寸法規定違反の話が出てくるが、確か規定のトランク寸法をクリアするために、トランクの角を納める出っ張りが2か所設けられた仕様があったはず。
自分は1959年生まれで、小さいときから「カー・グラフィック」(当時は「CARグラフィック」表記かも)を読むクルマ好きではあったが、1966年当時は子供過ぎて、あまり憶えていない。67年のフォードMkIVが優勝したのは、何となく憶えてる。同じ年にジム・クラークが亡くなり、こちらはカーグラに載った「ジム・クラークホッケンハイムに死す」というタイトルの記事を憶えているなぁ。と、これはあまり関係ないか。
映画としては、レースシーンより、特にケン・マイルズの人物像と、シェルビーとの関係に焦点を当てた作りになっていて、その限りではよく出来ていると思う。ケン・マイルズについてはよく知らないけど、きっとああいう人だったんだろうなぁ、というのは感じられた。本当は、クルマそのものをどうやって勝てるものにしていったのか、という部分を、もう少しうまく組み込んで欲しかったが、ほとんどのお客さんはそんなの興味ないだろうから仕方ない。レース描写に関しては、スティーブ・マックイーンの「栄光のル・マン」(これは1970年・71年がモチーフのフィクション)の方が好き。もう一度観に行くかどうかは悩むどころ。もしもう一度行くなら、今度はIMAXかドルビーシネマに行きたい。さいたまではやってるけど、丸ピカではやらないみたいなので、ドルビーシネマでは見られないかもだけれど。
混雑したエレベーターを諦めて階段で1Fまで降り、小田急の駅まで歩いて、玉川学園前まで電車。カミさんに迎えに来てもらって帰宅。
寝室の掃き出し窓についている網戸だが、洗濯物を干すときに引っかかって衝撃を与えてしまい、戸車が壊れてしまった。簡単に交換できそうな構造なので、部品として手に入るだろうと思って検索したら、Amazonマーケットプレイスで出品している業者があったので発注。ついでに、だいぶ前に壊れたリビングのケースメント窓の開閉ハンドル(ギアが摩耗して欠けた)も見つけたので発注。交換方法は、メーカーのAndersen WindowsYoutubeに上げている。火曜日に発注して、開閉ハンドルの方が先に届いたので、この週末に交換するつもり。網戸の戸車は、米国から日本に向かっている最中のようだ。
あと、カミさんがクルマにドライブレコーダーを付けたいというので検討し、評価の高いガーミンの46Zをヨドバシ.comに発注。これは01/10の朝発注し、夜には届いた。これも週末に取りつけたいが、01/11は出勤日で、01/13は川崎にユーフォの定演を聴きに行くので、あまり時間がないなぁ。