10/28:「冴えない彼女の育てかたFine」@T・ジョイプリンス品川

10/28(月)

※ちょっとだけネタばれあります!
定時に会社を出て、京浜東北線で品川。映画館まで歩き、発券してロビーで待つ。なんだか全体的にすごく空いていて不安になるくらい。18:40からなので、18:25過ぎにコンセッションに並び、コーラを買って入場。シアター3。席はG-12で、左右方向はセンターだが、ベストは一つ後ろな気がする。「プリンセス・プリンシパル」と「SHIROBAKO」の予告がかかって嬉しかった。音響は、予告では少し音量が大きすぎ、かつ高域がキンキンした感じに聴こえたが、本編は問題なかった。ただ、Tジョイっぽい、芯のある締まっているけど量のある低音、という印象はあまりなかったかなぁ。この映画館、1本の通路の左右に劇場が並んでいる。今まで入り口から見て左側の劇場にしか入ったことがなく、右側は今回が初めてなんだけど、隣の水族館への影響を考えて、意図的に低音絞っていたりするんだろうか?
入りは20人ぐらい。この映画、「冴えカノ」を知らない一般層には敷居が高く、必然的に原作読者orアニメ視聴層がターゲットになると思うのだが、平日の品川にはターゲットが生息していない模様。というか、もともと120館(だっけ?)でやるほど大きなマーケットじゃないでしょ、「青ブタ」は31館でスタートしたのに。リピート客狙いにも限界がある。特典の小説貰ったが、これ本当に7週目までやるのかな。途中打ち切り劇場続出で、最後の方は2~3冊まとめて配るようなことにならなければいいが。
ただ、映画としてのデキは良い。初回よりだいぶ冷静に見ていて、劇場版にしてはだいぶ作画にばらつきがあり、かなりひどい場面もあるのには気付いたが、まぁそれはそれとして、脚本と演出はとても良い。2回目は初回ほど楽しめないんじゃないかと危惧していたのだけれど、確かに驚きはなくなったものの、逆に演出上の工夫が良く見えて面白かった。紅坂朱音が脳梗塞になる前に、きちんとそれをうかがわせる伏線があったし、倫也に連絡が来るのもまぁまぁ自然な流れ。ラスト近く、絵梨々渾身の問いかけも、告白と両方の意味が込められていて、ちゃんとそれが(違和感として)伝わるようなセリフ回しになっていたり、あの辺りは泣いたなぁ。7年後(だっけ?)、恵が指輪をしているにもかかわらず、表札が加藤のままになっているのは、入籍前なのか、仕事上は旧姓使用なのか。あ~倫也が指輪しているかどうか見逃した。次に観るときに確認しようっと。
ということで、また観ようと思いつつ劇場を出る。ただ、「天気の子」も「ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝」も「HELLO WORLD」も「空の青さを知る人よ」も「蜜蜂と遠雷」もまた観たいんだよな。特に「HELLO WORLD」は観るのが難しくなりつつあるので、優先順位高い。休日は忙しいし、映画館が混むので平日の夜観たいんだけど、そうすると1本/日しか観られないし、朝1回だけとかになっちゃっている映画が観られない。次の三連休、11/04は「映画の日」にしよう、とは思っているんだけど…。スケジュール考えなきゃ。山手線~田園都市線こどもの国線で、こどもの国駅までカミさんに迎えに来てもらって帰宅。